シラットについて

シラットとは

拳法、武器術を含む武術であり、型や組手を通じて稽古を行う。インドネシアでは地域によって500以上の流派があり、技術的にもかなりの違いがあるという。

シラットには「稲穂の教え」(イルム・パディ)という基本思想があり、鍛練を積むに従って礼節や他人への思いやりを身に付け、心豊かに生きる事を理想としている。
また、「崇高な精神と品格を備える」、「同胞を尊敬し、友愛と平和を守る」、「常に前向きに考え行動し、創造性と力強さを持つ」、「真実、公正、正義を守り、試練や誘惑に立ち向かう」「常に自身の言動に責任を取る」という「5つの誓い」が存在する。
シラットを行う者は「プシラット」(pesilat)と呼ばれる。

「シラット」
『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』
https://ja.wikipedia.org/wiki/シラット
2017年4月3日15時(日本時間)現在での最新版を取得。

Defficでシラットを学ぶ理由

1.前提

”詠春拳と親和性が高い”
正しく学んでいけば細かい点はイコールとはなりませんが、詠春拳の技術に近しい導入口があれば攻撃的バリエーションの一つとして指導します。(総本部武館には上級者限定のシラットクラスもあります)
Defficに於ける崩しや関節技は総合格闘技のものではなくこのシラットが由来です。
自衛隊に招かれた時もジークンドー、詠春拳、シラットを融合した実戦性の高い技術を指導させていただきました。

2.攻撃的な盾であること

相手にダメージを負わせると考えた時に通常は顔面、腹部、脚などを狙うと思いますが、シラットでは相手の拳へ肘を合わせたり、腕の筋肉へ打撃を打ち込みパンチ力を削ぐ/武器を落とさせるなど、腕へダメージを蓄積させる技術が豊富です。
肘の防御を上手く使えば、こちらが一方的に殴られているように見せて、相手の拳を痛めつけ戦意を喪失させることも可能です。

3.爆発的な攻撃力

殺意を持った相手/複数人で嬲りにきている相手を無傷で取り押さえるには相当な実力差が必要です。
身の安全を確保するためにはまず逃げることですが、出口側を占拠されている場合、襲撃者が動けなくなること、追ってこれなくなることが肝要です。

襲撃者を押さえ込むにしても、体格差がある相手に全力で暴れられた時は押さえ込みを解かれ、逆に押さえつけられやすい状況になります。刃物を所持していた場合、ここで刺されているでしょう。

ですから危機的状況に於いては即座に、襲撃者を行動不能にする必要があります。
あらゆるものを武器にし、あらゆる急所を攻撃、関節を叩き折り、倒れた相手の顔面を踏み潰す。

命が危険に晒された時、決して”被害者”にならないためにシラットの超攻撃的技法は必要なのです。
ただしキッズクラスではシラットの技法を教えることを禁じています。

シラットの技法

キラップ

お互いに攻撃と防御を繰り返す基本的な練習メニュー
素手、ダガー(短剣)、バストン(短棒)でおこなわれ、この練習の延長線上にナイフタッピングがある。
(ナイフを捌く稽古)

ビートトレーニング

一手二手三手と相手の攻撃に対し受けと攻撃を合わせる。
技の導入の練習として機能的であるが、あまり長い手は返って実戦即応力を落とす。

代表的な崩し

サプー、ビセット、ケンジットシコ、プターカパラ、
足の払い/掛け、肘の圧迫、頭の回転による崩しの基本技

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